古典園芸

細辛に花が咲きました。

P1000561_1_1          Asarum nipponicum`Aoi nisiki'

(Heterotropa nipponica,

Asarum kooyanum var.nipponicum)

細辛‘葵錦’に花が3個咲きました。

花径は約1.5cm

古典園芸の細辛は全て写真の様な青軸で

素心花です、主にカントウカンアオイの中から

選抜されたそうです。

手探り状態の栽培の為、遮光率50%では日が

強かったのか葉柄が伸びず窮屈な感じになって

しまいました、来年はもう少し遮光してみます。

葉も大きくなりませんでしたが、葉の周囲が下がる

椎茸のような傘型になる特徴がすこしみえます。

花が3個なので来春に葉は3枚出てきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

松葉蘭の今年の新芽

P1000510_1_1          Psilotum nudum

右が‘富嶽の虹’、左が無名種です。

‘富嶽の虹’は日が強すぎるのか、木に力がないのか

丈が短くしか育ちません(約6.5cm)。

去年の胞子嚢が茶色になり綺麗じゃないです。

今年は1本しか芽を出してくれませんでした、胞子嚢

が黄色いのが今年の新芽です。

軸の色は明るくていいのですが。

左のマツバランは丸2年育ててようやく新芽を出して

くれました。

見れば見るほど不思議な形の植物です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

細辛の去年の葉が枯れました。

Img_1959_1_1      Asarum(Heterotropa) nipponicum `Aoi Nisiki'

細辛‘葵錦’

相変わらず手探り状態の栽培です。

葉切りの時期はいつか と思っていたら

去年の葉が自然に枯れました。

写真のように枯れたら簡単に葉柄の基部

から取れます。

今年の葉はあまり大きくなりませんでした。

初夏になり「細辛」にも色々と動きがあります、

・今年の花芽の様な芽が出てきた

・匍匐茎から根が出てきた

等です。

細辛の葉は光を当てて見ると、細胞がキラキラと

していて綺麗です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

松葉蘭の栽培の基本

Img_1945_1_1         Psilotum nudum

マツバラン‘富嶽の虹’に新芽が出てきました。

でも たった1本・・・。

本当は地下にもっと芽があったのですがダメ

になってしまいました。

原因は植替えをさぼったからです。

松葉蘭は年に1回植え替えて、常に用土を清潔に

保たなければいけません。

そうしないと変な虫が地下部に付いたり、雑菌が

増えて枯れてしまいます。

栽培している所では松葉蘭の地下部を流水で

古い用土が残らないよう細かなところまで綺麗に

するそうです。

折角、順調に生育してきていたのに・・・。

基本を忘れた所には何も生じません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

細辛の葉を切る時期

Img_1873_1_1    Heterotropa(Asarum) nipponicum `Shouwa Nisiki'

細辛の‘昭和錦’です。

葉もだいぶ大きくなってきました(葉の長さは

現在約4cm)。

葉の縁が下がって傘型になるのが特徴です。

葉がまとまってドーム状になるのがいいです。

そろそろ去年の葉を切る時期かもしれません。

細辛の葉は障害物にあたると綺麗な形に

ならないのと、細辛を展示している写真を見ると

前年の葉が無いからです。

たぶん今ぐらいに切るのだと思います。

古典園芸の本を買えば分かるのですが

観葉植物の一つとして育てているので、そこまで

本格的にするのはちょっと・・・、本は高いし

ネット上には仕立て方が載っていません。

前年の葉を残した方が株もよく育つと思うので

今年は飾らないので残しておくことも考えています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

細辛の新しい葉っぱ

Img_1784_1_1    Heterotropa nipponicum(Sai sin) cv. Aoi nisiki

細辛の新葉は、てっきり花の下に出てきた新芽

から伸びてくるものと思っていました。

でも実際は花の萼のようにみえる部分(鱗片葉)

の内側から出てきます。

写真は細辛の‘葵錦’の出葉の様子。

一体、花と茎との付け根にできた芽は何になる

のでしょうか・・・花芽かな?

 細辛の葉は模様が綺麗で重厚感もあり、観葉植物

としてもっと見直されてもいいと思います。

しかも熱帯出身の他のインテリアプランツと違い

暖地では冬でも屋外で栽培できます。

飽きたら外に出しちゃえばいいんです。

管理が楽で、室内でも何日かは耐えます。

葉が綺麗に仕上がったらオシャレな鉢に植え替えます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

イワヒバを飾ってみました

Img_1766_1_1        Selaginella tamariscina `Sakae jisi'

一見すると何の植物だろう?と思われそうですが

巻柏の‘栄獅子’です。

黒く貫入の入る白磁の鉢に植えてみました。

今回は純和風にまとめてみましたが、洋風に

アレンジしてもOKです。

垂れる葉が不思議な姿です。

古典園芸や伝統園芸の分野も気軽に楽しめば

観葉植物として面白い植物がたくさんあります。

売られている観葉植物に飽きたら、ぜひ試して

下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

いわひば 栄獅子 で~す。

Img_1741_1_1_2        Selaginella tamariscina‘Sakaejisi’

イワゴケ,イワマツ,岩松,巻柏,岩檜葉 と様々な

別名や表記の仕方があります。

以前、乾燥した姿を掲載しました、これが本来の

姿です。

遮光をしないで日光に良く当てることで葉が垂れてきて

この品種の特性が出ます。

大きくなると愛知万博のマスコットの‘モリゾー’の様な

姿になります。

イワヒバは水をあげなくても自然の降雨さえあれば

枯れることはありません。

乾燥して葉を丸めている姿もおもしろいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

松葉蘭 水昌楽

Img_1737_1_1      Psilotum nudum `Suisyouraku'

マツバラン‘水昌楽’です。

軸や実(胞子嚢)が飴のように半透明で、

軸が赤みを帯びます。

全体的に優しい感じがあります。

伝統的な鉢に植えなくても、もっとラフな鉢や

白い釉薬のものに植えるだけで室内の飾りに

ふさわしくなります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

松葉蘭に胞子嚢が・・・

Img_1580_1_1         Psilotum nudum`Fugakunoniji'

松葉蘭‘富嶽の虹’の新芽が大きくなってきました。

3本新芽が出て、古いのが2本枯れました。

以前、良い‘富嶽の虹’の系統は胞子嚢があまり付かないと書きましたが、めっちゃ(大阪でたくさんの意)付きました。

夕日に輝く写真です。

‘富嶽の虹’はマツバランの斑入りの最高峰と言われています。

斑のきれと色の鮮やかさが、この品種の特徴です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

伊勢摺墨

Img_1573_2_2_1        Asarum`Isesurisumi'

細辛の‘伊勢摺墨’です。

葉全体が深い緑色で、写真では分かりませんが葉柄の近くの葉脈がわずかに黄緑色になるのが特徴です。

細辛には細かいルールがあるそうで、写真のように素芯花(色素が抜けている)でなければいけないとか、葉柄も緑色でなければいけないそうです。

細辛も日本の伝統的な観葉植物の一つです。

植える鉢によっては、いいインテリアプランツになりそうです。

| | コメント (0)

富嶽の虹の新芽

Img_1536         Psilotum nudum ‘fugakunoniji’

まるで先端が光っているようです。

太古の植物を思わせる姿が松葉蘭の魅力の一つです。

現在高さが4cm弱です、下の方で分枝しているので、あまり大きくならないようです。

‘富嶽の虹’は実(胞子嚢)が付かないものが価値があるとされています。

| | コメント (0)

こんな事になっていたとは・・・

Img_1495         Psilotum nudum

い いつの間に・・・。

鉢底穴から芽を出して、棚の下に成長しています。

マツバランには厳密な意味での、根と茎との区別がありません。

地下部が伸びていって、その先が地上に出るとそこから地上部を成長させます。

松葉蘭を栽培していると、こういう現象はそんなに珍しくはありません。

でも、どうしよう・・・。

棚の隙間は大丈夫として、鉢底穴のほうは無理そう・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

イワヒバって・・・

Img_1483      Selaginella tamariscina‘Sakaejisi’

こうして見ると元々こんな植物のようにも見えます。

乾燥には強いので全然平気なのですが、また水遣りをさぼり葉を巻かせてしまいました。

品種は‘栄獅子’です。 

まあ、こんな状態ではどんな品種か分かりませんが・・・。

本来の姿はまた今度お見せします。

葉が下垂して、まるで‘モリゾー’の様な姿になるユニークな品種です。

今から水遣りをして復活させます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

富嶽の虹に待望の・・・

Img_1482      Psilotum nudum`Fugakunoniji`

新芽が出ました。

富嶽の虹も新芽のときは普通の緑です、分枝する頃から色の変化が見られるそうです。

去年は地下部分は復活してきたのですが、地上部は全くでした。

松葉蘭は原始的な植物ですので、厳密な意味での根っこはありません。

根の様な茶色の茎があり、根毛みたいなものに覆われています。

茎についている小さな突起は、もし進化したら葉になるような存在です。

とってもシンプルですが奥深い植物です。

地下部に共生菌がいるらしく、ほとんど肥料は要りません。

虹のように七色?に変化するのか楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マツバランの実とは

Matubaran_a_1 この前紹介した松葉蘭の新芽にはこの写真と違い枝の様な所にまぁーるい粒の様なものが付いていませんでした、この粒は胞子囊です。

鑑賞される松葉蘭は植物学で胞子体といわれるもので胞子をばら撒く為だけの存在です。 胞子は配偶体を作り受精した後に、このいつも見ているマツバランが地上に現れてくるのです、別物ですがキノコみたいなものです。 配偶体は地中にあり葉緑素を持ちません、胞子体は葉緑素を持っていますが配偶体と同じく地下茎に共生菌を持ち栄養をもらっています。  育てるには肥料はほとんど必要ありません。

手前の新芽の二叉して分枝する様子がイチョウの葉に似ているのは、共に太古の原始植物の記憶を受け継いでいるからです。 松葉蘭を見て陸地に初めて進出した植物を想像するのも楽しみ方の一つです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マツバランの新木

Matubaran_a 松葉蘭(Psilotum nudum)の新芽です、輝くような黄色に透けて綺麗です。

このマツバランは胞子から生えてきたもので古典園芸の松葉蘭としては価値の無いものですが、どことなく‘緑晃錦’に似ていて分枝する位置が低く、まっすぐに伸びる長い穂がすっきりとした印象を与えてくれます。 

なんといっても松葉蘭の魅力はそのシンプルさです。この様な植物を昔から鑑賞してきた日本人の美的感性はすごいと思います。

お気に入りのインテリアグリーンです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

富士に架かる虹

Matubaran2 マツバラン(Psilotum nudum)です、ちょっと曲がっていますが・・・地下茎が腐って弱っていたのを譲ってもらい再生中です。松葉蘭は別名‘ホウキラン’‘フウキソウ’‘チクラン’などとも呼ばれます。

写真の松葉蘭の品種はあの有名な‘富嶽の虹’です。富嶽の虹には1号性と2号性の二系統あるそうですがそのどちらかは分かりません。

この品種の名の由来は、その斑が七色に変化するところにあるそうです。写真では分かりづらいですが黄斑のところがグラデーションになっていて軸の根元が赤みがかっています。もっと綺麗なのですが季節や天気も雨のち曇りでしたので表現できていません。

来年こそは新芽をと期待しています。

古典園芸とはいえこの‘富嶽の虹’シンプルで実に現代的に洗練されていると思いませんか? インテリアグリーンとしてどんな部屋にも飾れると思います。

栽培は簡単で水はけがいいように硬質の砂などの用土で植えます、一般に使われる土が主体の用土では病気が出て枯れます、ポイントはいかに用土を清潔にするかです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

イワヒバの胞子

Iwahiba 写真のオレンジ色に見えるものがイワヒバの胞子です、雨が降らず乾燥してくるとこの様に葉の間が開き(檜の葉の様に鱗片状になっている)外に見えてきます。この状態で水をあげると葉の間に隠れて目立たなくなります。胞子は葉を手で弾くと煙のように飛んでゆき、知り合いの園芸店では飛んだ胞子から自然に色々な所から岩檜葉が生えています、が余程環境が合わないと生育しないらしく私の家では発生してきません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

イワヒバのユーウツ

Iwahiba2 以前ご紹介した時は、真夏に乾燥し丸まった姿でしたが、これが復活した真の姿です。丸5年育ててようやくここまで大きくなりました、本当に成長が遅いです。時々山取りの大きな岩松が売っていますが悲しくなります、そこまで大きくなるまでどれだけ時間がかかったか、でもチョット欲しいのが本音。長命不死草これが別名です。 この個体は葉が緑の野生種の増殖品です、自分でもこの個体から葉挿しで増やしました。葉が細かく詰まってていてお気に入りです。 でも今年もやってしまいました、根詰まりです、岩檜葉は老成したり鉢の中が根で一杯になると胞子葉が出てきます、写真で葉の先端が白っぽくなっているのが胞子葉です。この葉がすぐ枯れてとても美観を損ねます、せっかく枯れた汚い葉が隠れてきたと思ったのも束の間。植替えをサボった罰です。梅雨の頃の植替えでは根を三分の一ぐらい切っても問題無いとされていますが、私の経験では切った根の分葉が枯れてしまうので今は植替えのとき根は切らないようにしています。素焼鉢で栽培していますが根の回りが速く、焼締め鉢の方がいいのかなぁ~と思います。 写真では判りませんが、この岩松もオシャレな鉢に植えてあります、とっても素敵なインテリアグリーンになります、観葉植物に一鉢いかがですか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マツバラン たわしは誰?

Matubaran 私は冬虫夏草ではありません、松葉蘭です、品種名はまだ無い。何の芸もしない。全体が黄色みを帯び葉先に少し黄斑が入っています。飛んだ胞子から芽を出した個体です。こうやってオシャレな鉢に植えると古典園芸も立派なインテリアグリーンですね。マツバランのフォルムもなかなかシュールですし。 存在感がありますよね一本でも。江戸時代 松葉蘭が大名園芸だった頃、すでにインドアプランツだったんですよね。観葉植物の前身みたいな。 あまり市場に流通していないのが残念です、専門店へ行くと何万円もかかってしまうし。 なにも銘品じゃなくても、この様に飾ったらマツバラン自体が個性的なので充分観賞価値があるのに・・・、それに別に伝統的な鉢に植える必要なんてありませんよね。 ちなみにこのマツバラン植物だけで500円でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

岩ヒバの憂鬱

Selaginella こう見えてもイワヒバ(Selaginella tamariscina)です。岩松 岩檜葉 などとも呼ばれます。 最近の暑さと乾燥で、こんなんなっちゃいました。 雨が降らなかったり厳寒期の生育に適さない時期は、こうして丸まって耐えます。 我慢強いんです。

チランジア等こういう過酷な環境に育つ植物には何か特別なものを感じます。 孤高さのような。

水を遣らなかったり、放置プレーをすると写真のような姿になり、‘欲しいって言ってみなさい,と言いながら水遣りすると喜んで葉が開いてきます。 SM好きな人にぴったりな植物のような・・・。

過酷な環境に育つと先述しましたが、この地球上に過酷でない環境などあるのでしょうか。 今日も38℃ 不思議と栽培している高山植物は連日の猛暑をものともせずピンピンしています。 この反動で秋口に枯れるのではと心配していますが・・・。  地球温暖化に水不足、いつか私たちがこのイワヒバのようにカラカラになっちゃたりして。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マニア好き

Psilotum_nudum 写真は、マツバランPsilotum nudumです。 品種は九十九金斑(ツクモキンプ)ということです。 松葉蘭は、4億年前始めて地上に進出した植物リニア(Rhynia)などの特徴を今に伝える、生きている化石の様な植物です。 葉は退化し地上部と地下部に分かれていますが、地下部は植物学上の根の要件を備えていません。

 日本の古典園芸は少ない植物の種の中での形質の変化や斑等のバリエーションを楽しみます。 これに対しイギリス発祥のガーデニングは種の多様さに重きを置きます。 この違いはイギリスの植生が元々多様性に欠き、海外からプラントハンターのもたらす見たこともない様な植物に価値を見出したのに対し、日本はその恵まれた豊かな植生ゆえにその必要がなく、身近な特定の植物が見せる変異に珍しさを見たからではないでしょうか。

 私は、この単純な植物が表す繊細な芸に魅力を感じると同時に、同じように見える中から個々の違いを見つけ楽しむ日本の古典園芸が素敵だなと思います。 根元近くに見えるのが今年の新芽です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)